髪を傷みから保護するには?|サウナQ&A

サウナの熱から髪を保護する2つの原則

サウナの高温から髪を守るためには、サウナ前から入浴中、入浴後までしっかりと対策を行うことが大切です。その際には以下2つのポイントを押さえましょう。

  • 髪をしっかりと保湿する
  • 髪に直接熱を当てない

一度ダメージを受けた髪は修復が困難です。サウナの熱ダメージを抑えるためには、上記のポイントを押さえたうえで対策を行いましょう。

タイミング 対応方法
サウナ前 タオルでできる限り髪を乾かす → ヘアオイルで保湿
サウナ中 サウナハット or タオルターバンで髪を保護
サウナ後 保湿シャンプーで髪を保湿 → ヘアオイルで再度保湿

①サウナ前のヘアケア|タオルドライ・ヘアオイル

サウナで髪を保護するためには事前のヘアケアがもっとも重要です。サウナ前は以下の2つの対策を行い、髪のダメージを防ぎましょう。

1.サウナ前のタオルドライ

サウナ前にはシャワーを浴びるのがマナーですが、シャワー後はしっかりとタオルで水分を拭き取りましょう。髪の毛は濡れているほど熱によるダメージを受けやすくなります。完全に乾かす必要はありませんが、なるべく水分を飛ばすことで髪の受けるダメージを最小限に抑えられます。

2.ヘアオイルで保湿

サウナの前には髪をヘアオイルで保湿しましょう。ヘアオイルはヘアケア剤のなかでも保湿力に秀でているためサウナでのケアに最適です。さらに汗や水蒸気によるカラー剤の色落ちも防いでくれますよ。

②サウナ中のヘアケア|サウナハット・タオルターバン

サウナ中は髪に直接熱を当てないためにサウナハットの使用をおすすめします。サウナハットとは羊毛フェルトで作られたサウナ専用の帽子のこと。頭部と髪を保護するため、本場フィンランドではサウナの必須アイテムとして使用されています。

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「サウナハットをかぶるのに抵抗がある……」という人はタオルをターバンのようにして髪を覆うとよいです。このとき髪の毛がタオルから出ないよう、頭全体をカバーするようにしてくださいね。

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髪の乾燥を極力抑えたい人はサウナハットやタオルターバンで頭を覆う前に髪にトリートメントをつけておくとさらに保湿力がアップします。ただしサウナは公共の施設ですので、香りの強いトリートメントは他の人の迷惑となってしまう場合も……。

トリートメントを使用する際は無香料や香りの弱いものを選ぶなど、周囲の人への気遣いも忘れないようにしましょう。

③サウナ後のヘアケア|保湿シャンプー・ヘアオイル

サウナ後は熱ダメージを受けた髪のアフターケアをします。サウナ後のケアは以下の流れで行いましょう。

1.保湿シャンプーを使用する

サウナや温泉のあとに髪がゴワつく感じがするのは、備え付けのシャンプーの洗浄力が強すぎることも関係しています。サウナでは備え付けのシャンプーは使わず、保湿力の高いシャンプーを持ち込み髪に潤いを与えましょう。シャンプーのあとはトリートメントでの保湿もお忘れなく。

2.最後にヘアオイルorクリームで保湿

サウナ後もサウナ前と同様、ヘアオイルを使って髪を保湿しましょう。オイルのべたつきが気になる人はヘアクリームでも問題ありません。こちらは使用感の好みで選んでくださいね。

最後にドライヤーでしっかりと髪を乾かせば、サウナ後のケアは完了です!

サウナで髪を傷めないための注意点

カラー・パーマをしたら、1週間はサウナに入らないようにしましょう。

カラー後1週間は色が落ちやすい状態です。カラー直後はサウナの高温や汗によって色が落ちる恐れもあります。

また、パーマ後のサウナも避けたほうがよいです。サウナに入ったからといってパーマが落ちるとは考えにくいですが、パーマ直後の髪には薬剤が残留しています。薬剤が残っている髪にサウナの熱が当たると傷みの原因になりますので、カラー同様1週間は間を空けることをおすすめします。