サウナの種類(乾式・湿式)|サウナの入り方講座④

「サウナー」「ととのう」などの言葉も生まれるほどサウナブームは高まりを見せていますが、意外とサウナの知識については知らない人が多いです。

そこで今回のサウナの入り方講座では、

  • サウナの種類
  • サウナの温度・湿度

といった基礎的な知識を紹介します。

サウナの基礎知識が身につけばいつもと違う楽しみ方も見えてくるはず!ぜひ参考にしてみてくださいね。

サウナは乾式と湿式の2種類

サウナの種類。乾式サウナと湿式サウナの違い。乾式サウナは温度が高く、湿度が低い。湿式サウナには温度が低く、湿度が高い。
さて、現代のサウナに話を戻して、ここではサウナの種類について解説します。サウナにはいろいろなタイプが存在しますが、大きく2種類に分類できます。

ここでは

  • 乾式サウナ(ドライサウナ)
  • 湿式サウナ(ウェットサウナ)

の2種類を解説していきます。

乾式サウナ(ドライサウナ)

日本で「サウナ」といえばこの乾式サウナを指す場合が多いです。フィンランド式サウナとも呼ばれ、スーパー銭湯や温泉施設など多くの場所に設置されています。

乾式サウナとは乾燥していて室温が高いサウナの総称のため、遠赤外線サウナやロッキーサウナなども乾式サウナに含まれます。

蒸気ではなく熱源からの熱で室温を上げるのが特徴です。

湿式サウナ(ウェットサウナ)

湿式サウナは乾式サウナと反対に湿度が高く室温が低いサウナのことを指し、ミストサウナやスチームサウナが代表的です。

熱源からの熱ではなく蒸気やお湯、湯気で室温を上げるのが特徴です。近年では蒸気にアロマオイルを入れリラクゼーション効果を高めている施設も多く見かけます。

また、サウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させる「ロウリュ」が行われることが多いです。

サウナの温度と湿度

先ほど紹介した乾式サウナ、湿式サウナのそれぞれの温度・湿度を解説します。

乾式サウナや湿式サウナのなかにもいろいろなサウナが存在するため一概には言えませんが、目安として知っておくとその日の体調に合わせたサウナ選びに役立ちますよ。

また、サウナとは切っても切り離せない水風呂の温度も解説します。

乾式サウナは高温で湿度が低い

乾式サウナの温度は80~100℃と非常に高温です。サウナ室に入った瞬間熱気に包まれ、ものの数分で汗が流れ出ます。

乾式サウナは水風呂と併用するのが一般的。サウナ→水風呂→外気浴のサイクルで入浴すると「ととのう」快感を得られますよ。

湿度は20%以下と低いため室内は乾燥しています。髪や肌が乾燥することから苦手意識を持つ人もいますが、こまめな水分補給やサウナハットの着用である程度の乾燥は防げます。

湿式サウナは低温で湿度が高い

湿式サウナは室温が40~50℃と乾式サウナに比べ低めの設定になっています。そのため呼吸がしやすく高温が苦手な人でも楽しめるメリットがあります。

湿度は90~100%と非常に高く保湿効果も。乾式サウナのような瞬間的な熱さはなく、ゆっくりと時間をかけて汗を流していきます。

リラックス効果や美容効果が高いため女性にも人気が高いのが特徴です。

水風呂の温度は17℃前後が一般的

一般的な温泉施設の水風呂は17℃前後ですが、なかには水温が一桁のかなり冷たい水風呂も存在するようです。

通称「グルシン/シングル」とも呼ばれ、その痛気持ちよさがクセになるサウナーもいるのだとか。

サウナ後の水風呂には3つの効果があります。

  • 血行促進

  • 自律神経系の調整

  • 肌が引き締まる

より詳しく水風呂の効果を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

>>水風呂の効果って?|サウナの疑問

いくつ知ってた?サウナの基礎知識

サウナの基礎的な知識を紹介しました。

今回紹介した知識を知らなくてもサウナを楽しむうえでは問題ありませんが、より自分に合ったサウナを探せたり、ホームサウナとの比較材料になったりと知っていると何かと便利です。また、サウナの豆知識として会話のネタにも使えますね。

今回の記事が今後のサ活の参考になれば幸いです!